ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)46日目:きゅうりのピクルス

都市封鎖46日目:5月7日(木) 感染者数:629人(前日比3人増)

先月から、何度かドライブスルー式のファーマーズマーケットを利用しています。このファーマーズマーケットでは、最低購入金額が25ドルとなっています。25ドル分の野菜って、結構な量があります。

普段なら買わないような野菜を買ったり、好きな野菜は普段より多めに買ったりしないと、なかなか25ドルには達しません。

そんな訳で、なぜかたくさん買ってしまったキュウリ。サラダに入れるのも飽きてきたので、何かいいレシピはないかとググってみました。外出自粛中で、買い物には行きたくないので、家にあるもので作れる何か。。。となると、結構限られてきます。

 

そこで見つけたのが、「【農家のレシピ】キュウリのピクルス」でした。やはり生産者の方は、野菜をよくご存知なので、レシピもはずれがないですよね。シンプルな材料で、美味しいピクルスができました。市販の甘すぎたり、酸っぱすぎたりすることのない、ピリッとした大人味のピクルスです。サンドイッチと一緒に食べたり、ハンバーガーに入れると美味しいです。

初めて作ったピクルス。今みたいに時間がないと、きっと一生作らなかったかもしれません。こういうのって、怪我の功名っていうのかな? ちょっと違う?

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)45日目:アメリカの健康保険制度

都市封鎖45日目:5月6日(水) 感染者数:626人(前日比1人増)

日本の健康保険制度は素晴らしいと思います。現在の制度では、すべての国民がなんらかの公的医療保険に加入している「国民皆保険制度」となっています。年金との紐付けが面倒だったり、いろいろなご意見もあるとは思いますが、金額も決してメチャクチャに高いものではありません。

自由意志を尊重するアメリカでは、国家が国民に健康保険加入を強制することはできないので、健康保険への加入は任意となります。ハワイ州の健康保険制度は「州民皆保険制度」とまではいきませんが、健康保険加入率は、アメリカの中でもかなり高い方です。週に20時間以上働く従業員に対しては、雇用者が健康保険を提供することが義務付けられています。雇用者は保険料の従業員負担割合を決めることがますが、その上限額も法律で決められています。

低所得者向けにはメディケアやクエストといった制度もありますが、扶養家族がいなかったり、そこそこの収入があると加入できません。

会社に所属せずに、個人で事業をしている人は、収入にもよりますが、政府から援助を受けることができるオバマケアを利用することができます。この制度は、その名の通り、前オバマ大統領が制定したものです。

ただ、どの保険も加入条件を満たしてから1ヶ月間は待機期間となっていたり、加入時期が決まっていたりするので、すぐに保険を利用することはできません。今回の新型コロナウイルス禍では、オバマケアは特別に加入時期でなくても加入できるようになっていました。

アメリカの健康保険料は、給付内容によっても違いますが、大体毎月$500〜$900程度のようです。これは、もちろん一人分の金額です。家族がいるとさらに増えます。まあ、毎月これだけの金額を払うとなると、家計に響きますよね。

今回、私は諸事情により、4月は健康保険がなく、5月はオバマケアを利用、6月からは雇用者が提供する健康保険を利用することになりました。4月に予定していた定期検診を5月に延ばし、オバマケアでは給付内容とならない検査をどうするかを主治医と相談しました。結局、お金と健康を引き換えにすることはできないとの判断で、検査費用は自己負担することになりました。同じくオバマケアでは給付内容とならない常用薬は、主治医からサンプルをもらって、なんとか6月までもちこたえることができそうです。

若い頃に日本からアメリカに渡って長年働いた人も、老後は日本に帰る人が大勢います。その一番の理由は、充実した日本の健康保険制度です。それほどアメリカの健康保険状況は非常に悪いのですが、まさか自分が、自分の健康を取るか、節約を取るかという判断をしなければいけない日がくるとは夢にも思いませんでした。私の場合、持病や常用薬と言っても、すぐに生死に関わるほどではないですし、検査費用もなんとか捻出できそうな金額で済みそうです。でも、アメリカには、健康保険がなくて膨大な医療費を支払うことをできないので、病院に行くことを躊躇している人がたくさんいるのかと思うと、自由意志の尊重と人間の生死はどちらが大切なのかと考えてしまいます。

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)44日目:Safer at Home

都市封鎖44日目:5月5日(火) 感染者数:625人(前日比4人増)

そういえば、今日は子供の日。日本と時差があるので、厳密には昨日ですね。ちょうどゴールデンウィークも終盤ですが、今年は世界中の人が自宅で過ごすゴールデンウィークとなってしまいました。ワイキキもゴーストタウンのような状態が続いています。

今日、ハワイ州知事から、今後のスローガンの発表がありました。今までの「Stay at Home」から「Safer at Home」に。

つまりは、厳しい規制の下、これからはビジネスも少しずつオープンして、外出自粛も緩和していきますので、少しなら外出もいいですが、やっぱり自宅滞在が安全ですよってことでしょうか。ホノルル市とハワイ州の都市封鎖は、かなり慌ただしく決行され、あっという間に鎖国状態になりましたが、解除は段階を踏んで少しずつになるのでしょうね。まずは、各島の中で、そして州の中で島々の行き来を自由にする。次は、メインランドからの旅行者の受け入れ、そして最後に日本をはじめとする海外からの旅行者の受け入れになるのではないかと思います。ただ、それまでハワイ州経済がもちこたえることができるのか、そして州民の生活が破綻しないのかが心配です。

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)43日目:共生するということ

都市封鎖43日目:5月4日(月) 感染者数:621人(前日比1人増)

今日、BBCニュースを見ていたら、イギリス首相のボリス・ジョンソンが「新型コロナウイルスをなくすことはできない。これからは長期に渡る新型コロナウイルスとの共生が始まる」といった内容のことを記者会見で述べていました。まさに、その通りですよね!

米国のトランプ大統領はワクチンや治療薬の開発に躍起になって、新型コロナウイルスの撲滅をしようとしています。すぐに撲滅できるのなら、それに越したことはありませんが、現実問題として開発に膨大な時間がかかるワクチンや治療薬はすぐに手に入るものではないようです。トランプ大統領は、「年内にワクチンの承認を」と言ってますが、いまいち現実味がありません。

 

新型コロナウイルスは、今すぐに退治できる怪獣ではないので、ワクチンや治療薬ができるまでは、しっかりと石鹸で手洗いして、マスクを着用、そしてクラスターを作らずにじっくりと新型コロナウイルスと共生することが必要なように思います。そして、ワクチンや治療薬が完成したら、ドカンと脅かしたいですね。でも、きっとその後もインフルエンザと同じように共生することになるのかも。人に感染するインフルエンザにはA B C型があるようですが、幸いにも新型コロナウイルスは変化することなく一種類のようです。そうすると、ワクチンも1種類で、一度接種すると一生もつのか、もたなくても同じワクチンを数年毎に接種すればいいってことですよね。

米国人は、なんでも物事を白黒で判別したがる気質があるようですが、白黒で片付けられることが少ないのが現実のような気がします。物事にはグレーな部分があるように、新型コロナウイルスもすぐに撲滅できないかもしれませんが、上手に付き合っていく必要があるのではないでしょうか。

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)42日目:家庭菜園

都市封鎖42日目:5月3日(日) 感染者数:620人*(前日比2人増) *データ調整が入りました

外出禁止令が出てから、家庭菜園をする人が増えているそうです。DIY店では、種そして肥料や堆肥が品切れ続出中とか。スーパーマーケットの長い列に並んで野菜を買うくらいなら、裏庭で育てて自給自足しちゃえ! ってことですよね。

ハワイは気温も高いので、夏野菜やハーブは簡単に育てることができます。私も以前一軒家に住んでいた頃は、庭でバジルやトマト、ハワイアンチリペッパーなどを育てながら、鶏も放し飼いにしていました。

 

コンドミニアム住まいの今、なかなかプランターで野菜を育てるわけにもいかないのですが、ちょうど昨日、オアフ島のノースショア産の有機青ネギを買ったので、空き瓶に水を入れて育ててみることにしました。水耕栽培は、根が腐りやすいそうです。でも、上手に育てるとネギ坊主ができるほどに育つとか。これからはネギを買わなくてもいいくらい育てばいいな〜。節約にもなるし。

外出自粛で人と接することが少なくなると、こうやって植物やら動物に目がいくんでしょうか。

 

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)41日目:ファーマーズマーケット

都市封鎖41日目:5月2日(土) 感染者数:620人(前日比1人増)

久しぶりにいつも行くカカアコのファーマーズマーケットに行ってきました。ここは、毎週土曜日午前8時〜正午まで開催されます。

今まではジムの帰りに立ち寄って、一週間分の新鮮な野菜を買っていました。スーパーで買うより安いですし、新鮮なのでレタスなども冷蔵庫の野菜室に入れておけば2〜3週間はもちます。知らない野菜のことを教えてもらったり、どうやって調理するのかなども、栽培している人から直接教えてもらうという楽しみもありました。

 

が、今はすっかり様変わりしてしまいました。密にならないように、テントの中には2人までしか入ることができません。1.8メートルのソーシャルディスタンシングを保ちながら、テントに入るまで地面にチョークで書かれた円の中に立って、長い列に並びます。テントに入ると、野菜などに直接手を触れないように使い捨てのビニール手袋を渡されるか、お店の人がビニール手袋を着用した手でとってくれます。敷地内には、簡易手洗い所もあって、石鹸を使って自由に手を洗うことができます。

という訳で、時間がかかることといったらありません。今日は、各種野菜とサワドーブレッドを買うだけで、なんと1時間30分ほどかかってしまいました。朝とはいえ、炎天下でずっと立ちっぱなしなので結構疲れます。以前なら30分ほどで終わっていた程度のお買い物なんですけどね。

スーパーもそうですが、いろいろと手間や手順があるので、時間がかかります。来週は、ドライブスルーのファーマーズマーケットを利用しようと思います。

 

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)40日目:少しずつ解除

都市封鎖40日目:5月1日(金) 感染者数:619人(前日比1人増)

先週末から、オアフ島の市立公園での運動ができるようになりました。運動と言っても、個人が個別にする運動だけで、グループで集まったり、テントを張ったり、バーベキューをすることはまだできません。

そして、今週からは不動産業が解禁になり、新車や中古車の販売所も営業できます。洗車場もオープンし、1対1でのピアノのレッスンなども再開。ペットのグルーミングも、ペットのドロップオフとピックアップをすれば可能になります。

ハワイの多くの人が待ちかねていたゴルフ場もオープンします。

ただ、コロナ禍前とは違ったスタイルでのオープンとなります。マスク着用はもちろんソーシャルディスタンシングも守らなくてはいけません。密にならないように、人と人の間は必ず1.8メートルあけるようにします。

3月末に「Stay at Home, Work from Home Order(自宅待機、在宅勤務の行政命令)」が始まったときには、ビジネスは「essential(日常生活に必要不可欠)」か「nonessential(日常生活に必ずしも必要不可欠ではない)」に分けられて、スーパーや薬局などの「essential」なビジネスだけが営業を許されました。今回、ビジネス再開に際しては、「essential」か「nonessential」かの区分ではなく、「人にとってより安全」か「安全でないか」の区分になっています。人と人の接触がない業種から少しずつ再開が許されていくようです。

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)39日目:過ぎゆく一日の早いこと

都市封鎖39日目:4月30日(木) 感染者数:618人(前日比5人増)

毎日毎日、とにかく時間が経つのが早いのです。朝起きて、散歩して、朝ごはんを食べて、コンピューターの前に座り、昼ごはんを食べて、再度コンピューターの前に座ってしばらくすると、既に晩ごはんの時刻というのが、大体の一日です。

ロックダウンの始まる前は、ジムにも行っていましたし、毎日仕事の打ち合わせやらアポ、撮影なんかも入り、友人と食事をしたり、買い物にも行っていました。1ヶ月少し前のことですが、なんだか遠い昔のように感じます。

インスタやフェイスブックで、過ぎゆく一日が早いことについて投稿したら、同意してくれた友人が何人もいました。実際にみんな感じていることは同じだったようです。

友人の中には、「移動および変化が少ないから」という人や「人生はトイレットペーパーと同じで、終わりに近づくほど時間が経つ(減る)のが早い」という人もいました。

どちらにせよ、なんとなく怠け癖がついているような気もします。まだまだ続くロックダウン、ちょっと引き締めが必要かも。

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)38日目:ニューノーマル

都市封鎖38日目:4月29日(水) 感染者数:613人(前日比4人増)

3月23日にホノルル市のロックダウンが始まってから、私の生活もいろいろと変わりました。外出自粛中なので、外出が減ったことはもちろんですが、そのほかに生活する上で気持ちの部分でも変化があったように思います。

例えば、家と車の鍵そして携帯電話とマスクが、外出時の新三種の神器となりました。外出先では、マスクをしていない人をまるで凶悪犯を見るかのような目で見ている私がいます。スーパーに行くと、バスケットやカートが除菌されているかどうか、厳しい目でチェックします。買い物はできるだけ素早く済ませて、可能なら野菜でも何でもインターネットで買っています。

ドラッグストアやスーパーは時短営業中で、大概午前中に「クプナアワー(お年寄りや身体の不自由な人の専用時間)」があるので、家を出る前に営業時間の確認が必要です。レストランも同じように変則的な営業時間ですし、もちろん店内での食事はできないので、テイクアウトのみの利用です。

友人との会話は、もっぱらテキストや電話、たまにZoomなんかも使っています。仕事の打ち合わせも、ほとんど電話かZoomです。

いつか近い将来、このロックダウンが解除される時がくると思うのですが、解除されても決してロックダウン前の生活に戻ることはないかと思います。きっと「ニューノーマル(新しい日常)」が始まります。それがどんな不便で不自由なものであれ、人の命に関わっていることと、真摯に受け止めて暮らしていこうと思います。

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)37日目:ニュースを見なかった日

都市封鎖37日目:4月28日(火) 感染者数:609人(前日比2人増)

レストランでテイクアウトをピックアップしたり、オンラインセミナーに参加したり、友人とLineで情報交換したりしていたら、時間があっという間に経ってしまい、今日はニュースを全く見ませんでした。

元々ニュースを見るのが大好きというかニュースオタクで、自宅にいる時は朝と夕方と夜のハワイのニュースは欠かさず見て、それ以外の時間もCNNやBBCを見ています。新型コロナウイルス拡大防止のためにロックダウンが始まってからは、いつものニュース以外にも、大統領や州知事そして市長の記者会見中継も毎日のようにあるので、毎日正午から午後3時頃まではテレビの前に釘付けになっていました。実際の生活に直結する内容の発表があるので、見逃すわけにはいかないと思っていたのです。

ニュースや記者会見は、連日良い話はあまりなく、心がワサワサするようなことばかり。でも、情報収集のためには必要なこと。。。と思って見ていましたが、いろいろな事があって見れなかった今日、実はとっても精神的に楽でした。いつ何が起こって、何が発表されるのかとピリピリすることなく、リラックスできたように思います。

目の前の日々の生活に精一杯で気づかなかったのですが、今までに起こったことのない事態に身を置くことになって、やはりどこかで精神的に無理をしていたようです。ライブで記者会見を見なくても、あとでまとめてニュースをチラッと見たり、ネットや新聞を読めば済むことだということがわかりました。家に籠もっているせいか、余計に世間のことが気になり、ニュースや記者会見を見たくなります。でも、ロックダウン(都市封鎖)が長丁場になってきている今、自分の心の平和のためには、ときどきこうやってニュースを見ずにリラックスした日も必要なんだなと痛感しました。