ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)74日目:子猫の里親

都市封鎖74日目:6月4日(木) 感染者数:655人(前日比2人増)

昨日、Cocoが「Hawaiian Humane Society」(ホノルルの動物愛護団体)に帰りました。2週間という短い間でしたが、Cocoの里親になれてラッキーでした。人懐っこい犬なので、すぐに引き取り手が見つかると思います。

Cocoは状況を知ってから知らずか、Hawaiian Humane Societyへの車の中では、いつもよりちょっと元気がなかったような気がします。

現在、Hawaiian Humane Societyには保護猫がたくさんいるようです。Cocoを引き渡す担当者を待っている間も、つぎつぎに野良猫が連れてこられていました。

ボランティアの担当者から猫の里親を頼まれたのですが、なんと生後4週齢の子猫です。元々は野良猫だったそうですが、既にミルクは卒業してキャットフードを食べ始めています。体重は500グラムにも満たず、手のひらに載せることができます。

まずは、先住猫のPuaとMangoから離して、静かな場所でゆっくりと慣れさせることにします。

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)22日目:Sweetieが帰った日

都市封鎖22日目:4月13日(月) 感染者数:504人(前日比5人増)

昨日の夜、ちょっと哀しい電話がありました。正確には、喜ぶべき電話なのに、自分でも驚くほど哀しくなった電話でした。

3月26日から緊急里親として預かっているSweetieを引き取ってくれる人が見つかったという、Hawaiian Humane Societyからの電話でした。

1週間ほど前に、数枚の写真とコメントをHawaiian Humane Societyに送ったら、引き取り先を探している動物のスペシャルサイトに掲載されました。サイトで改めて見ると、Sweetieはなかなかチャーミング。サイトにアップされて数日後には引き取り先が決まりました。

ちょうどMangoとも仲良しになって、一緒にお昼寝などするようになっていたところでした。

以前に二度ほどHawaiian Humane Societyから「引き取りませんか?」と尋ねられたのですが、お断りしたことを少し後悔しました。おもちゃのネズミを追いかけるのが大好きで、いつも私の後ろを追いかけて、キッチンでも私のすることが気になって仕方のなかったSweetieでした。きっと動物好きの素敵なお家に引き取られて大切に育てられていることと思います。

再度里親志願をしましたが、現在は350匹以上の動物が里親に引き取られているそうで、特に里親の必要はないとのこと。5月19日に予約を取って、また協力することにしました。ロックダウン中、社会のために何かできれば嬉しいです。

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)18日目:Sweetieは出戻りだった

都市封鎖18日目:4月9日(木) 感染者数:442人(前日比7人増)

ホノルルの動物愛護団体Hawaiian Humane Societyのエマージェンシー里親としてSweetieを預かってから2週間が経ちました。今回の里親は、2週間の期限付きでしたので、夕方にHawaiian Humane Societyから電話がありました。

Sweetieを返さないといけないと思うと、ちょっと寂しくなりましたが、里親期間を2週間延長できるということでしたので、もう2週間預かることにしました。

Sweetieのことを少し尋ねてみましたら、まだ仔猫の頃にHawaiian Humane Societyにきたそうですが、一度は誰かに引き取られたそうです。ただその後、何らかの理由でHawaiian Humane Societyに戻されたとのこと。なるほど、だから最初から人見知りせずに、家の環境にも慣れていたんですね。

Sweetieは確かにおてんばで、夜になると家中を徘徊しているようですが、とっても温厚なねこです。他の2匹のねこに「シャー」と威嚇されても、喧嘩することもなく、何もなかったようにシラ〜ッとしています。まだ10ヶ月の仔猫なのに、Hawaiian Humane Societyで暮らし、誰かに引き取られたのも束の間、すぐにHawaiian Humane Societyに戻されたと思うと、とても可哀想になってきました。たまに膝の上で寝たりしているのを見ていると心が痛んで、思わず「うちで引き取ろうかしら」などと思ってしまいますが、心を鬼にして「だめ!だめ!」と自分に言い聞かせています。早く永遠のお家が見つかることを願っています。

エマージェンシー里親が預かっている動物のスペシャルサイトができました。こちらをご覧くださいね。

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)5日目:ホノルル空港とSweetie

都市封鎖5日目:3月27日(金) 感染者数:120人(前日比14人増)

今朝、パートナーが成田経由で出張先のベトナムからハワイに帰ってきました。書くと長くなるのですが、過去一週間ほどの間に予約を変更すること5回、普通では考えられない金額を払っての帰国となりました。

いつもなら朝のホノルル空港の国際線出口は、アジアから到着する人びとでごった返しているのですが、今日は人影もまばらで寂しかったです。

パートナーが乗った便は、今月最後のJALの成田便で乗客は10人程度だったそうです。来月は成田便は全て休便となり、最後の羽田便が4月9日に出ます。その後は、4月末に再開予定ですが、本当に飛ぶかどうかは確かではありません。1960年の日本・ホノルル・サンフランシスコ線が就航して以来、一ヶ月近くもの間、ハワイ・日本間の便が全てキャンセルになるのは、初めてのことではないでしょうか。ハワイがドンドン孤島になっていって、まるで鎖国が始まるようです。

昨日から居候中のSweetieは、少しリラックスしてきたようで、リビングルームやベッドルームを徘徊しています。穏やかな性格のようですが、まだまだ子猫なので、遊びたい盛りです。Hawaiian Humane Society でたくさんの人に可愛がられたせいか、人見知りもしません。

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖) 4日目:Sweetie 

都市封鎖4日目:3月26日(木) 感染者数:106人(前日比11人増)

10日ほど前のニュースで、ホノルルの動物愛護団体「Hawaiian Humane Society」が緊急で里親を探していることを知りました。都市閉鎖でスタッフやボランティアが少なくなり、動物の世話ができなくなってきているようです。実は、7年ほど前に里親になるための講習を受けて、初めて猫の里親になったのですが、2週間ほどですっかりなついた猫を返せなくなってしまったことがありました。それ以来、Hawaiian Humane Society には決して行かないようにしていたのですが、都市閉鎖の間はどうせどこにも行けないですし、動物も可哀想なので、里親になることにしました。

里親希望のメールを送ると、3日後に返事がきて、予約日が指定されました。

そして、予約日の今日、敷地内には、まだまだ犬や猫の他にも豚などもいました。小さな犬か猫を希望していたのですが、子犬は人気ですぐに飼い主が見つかるとのことなので、猫の里親になることにしました。私は既に2匹の猫を飼っているので、他の猫と一緒に仲良くできる猫というのが条件です。

年寄り猫が多いと聞いていたのですが、やってきたのは生後10ヶ月のメスの子猫のSweetie。あまり人見知りもしませんし、性格も温厚なようです。ただ、初日とあって慣れないせいか、すぐに隠れます。それも、なぜかバスルームのクロゼットの中。掃除用品が入っている一番下の段の一番奥に座り込んでいます。

午後になって少し慣れたのか、家をあちこちウロウロしていますが、やはり一番のお気に入りはクロゼットの中のようです。バスルームのクロゼットから追い出されると、今度はベッドルームのクロゼットの中で大暴れしています。

と言う訳で、今日はSweetieの写真を撮ることはできませんでした。

里親期間は、2週間の予定ですが、その後延長はできるそうです。前回は、里親から養子縁組となってしまいましたが、今回は必ずお帰りいただくつもりです。2匹まではいいですが、3匹飼うと「キャット・レディー(猫狂い)」になりそうですよね。ただ、「もし誰も引き取ってくれる人がいなかったらどうしよう」とか考えると、可哀想になってしまって。。。

現在、約350人の緊急里親がボランティアで動物を引き取っているそうですが、Hawaiian Humane Society では今も緊急里親を募集中です。また、養子縁組で犬や猫を引き取りたい人も大歓迎だそうです。詳細は、ウェブサイトを見てくださいね。
緊急里親メールアドレス
養子縁組メールアドレス