都市封鎖47日目:5月8日(金) 感染者数:629人(前日比0人増)
2月末、ハワイのドラッグストアの店頭には、ハンドサニタイザーや消毒用アルコールそして除菌スプレーなどもありました。ところが、ところが3月半ばになると、ハンドサニタイザーが姿を消し、除菌スプレーも店頭から姿を消してしまいました。米国疾病予防管理センターが、新型コロナウイルスの除菌にアルコールの使用を勧めてから、消毒用アルコールも全く見かけません。
そして、何よりなくなったのが、トイレットペーパーです。大型ディスカウントショップのコストコ、ドラッグストア、スーパーマーケット、どこを探してもトイレットペーパーがありません。トイレットペーパーは、アメリカ本土から入ってくるのですが、生産は通常に行われていて、本土からの運送もいつもと変わらないとのこと。なのに、なぜか多くの人が、買い溜めをしているようです。たまに店先に並ぶと、すぐになくなります。フェイスブックには、「ハワイ・トイレットペーパー・パトロール」というグループもできて、トイレットペーパーの各店での在庫状況情報の交換をしたりしています。5月に入ってから、たまに店頭で見かけるようになったので、少し安心です。
食料品では、インスタントラーメンやパン、パスタそしてお米が店頭から消えた時もありましたが、少し落ち着くと元に戻ってきたようです。インスタントラーメンやお米がなくなるというのは、アジア系アメリカ人の多いハワイ特有の現象かと思います。
それよりもないのが小麦粉とイーストです。パン屋さんやスーパーには、パンもケーキもクッキーもあるのですが、外出自粛で家にいるせいか、みなさんパンやケーキやクッキーを焼いているようです。アマゾンにも小麦粉とイーストはないようで、全米で不足しているようです。食料品ショッピングに出かける回数が減って、家で作れるものは作ってしまおうということでしょうね。子どもと一緒に作って楽しんでいる家庭も多いようです。
この際、普段の忙しい生活ではなかなかできないことを体験するのもいいことですよね。私も、久しぶりにクッキーでも焼きたいのですが、家には小麦粉がほとんどないので、もう少し辛抱が必要なようです。