ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)81日目:Cocoが新聞に

都市封鎖81日目:6月11日(水) 感染者数:692人(前日比7人増)

毎週水曜日、ホノルルの一般家庭にはフリーペーパー「MidWeek」が配布されます。ハワイの大手新聞Honolulu Star Advertiserを傘下にもつOahu Publications Inc.という会社が出版しています。日本の産経新聞社が出しているリビング新聞と似たようなものでしょうか。

新聞購読者がどんどん減っている今、ホノルルではこのフリーペーパーの影響力は計り知れません。

MidWeekでは、毎号、Hawaiian Humane Societyが引き取り手を探している動物(大抵の場合、犬か猫)の写真と紹介文を掲載しています。

 

家でランチを食べた後、ペラペラとページをめくっていたら、なんと先週まで里親をしていたCocoが掲載されていました。いつも立ち上がっている右耳、そしていつもペチャと折れている左耳が特徴の犬です。なんだか、自分のことのように嬉しくて、インスタフェイスブックのストーリーで紹介してしまいました。

早速、Hawaiian Humane Societyのウェブサイトを確認しましたが、Cocoは見当たりませんでした。きっと、既に引き取り手が見つかったんだと思います。もし、どこかで会うことがあったら、私のことを覚えていてくれるかな? そして「おすわり」と「お手」をしてくれるかな? あ、その時はおやつあげないとね。

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)74日目:子猫の里親

都市封鎖74日目:6月4日(木) 感染者数:655人(前日比2人増)

昨日、Cocoが「Hawaiian Humane Society」(ホノルルの動物愛護団体)に帰りました。2週間という短い間でしたが、Cocoの里親になれてラッキーでした。人懐っこい犬なので、すぐに引き取り手が見つかると思います。

Cocoは状況を知ってから知らずか、Hawaiian Humane Societyへの車の中では、いつもよりちょっと元気がなかったような気がします。

現在、Hawaiian Humane Societyには保護猫がたくさんいるようです。Cocoを引き渡す担当者を待っている間も、つぎつぎに野良猫が連れてこられていました。

ボランティアの担当者から猫の里親を頼まれたのですが、なんと生後4週齢の子猫です。元々は野良猫だったそうですが、既にミルクは卒業してキャットフードを食べ始めています。体重は500グラムにも満たず、手のひらに載せることができます。

まずは、先住猫のPuaとMangoから離して、静かな場所でゆっくりと慣れさせることにします。

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)71日目:Cocoの帰る日が決定

都市封鎖71日目:6月1日(月) 感染者数:652人(前日比0人増)

先ほど、「Hawaiian Humane Society」(ホノルルの動物愛護団体)から電話があり、Cocoは2日後の水曜日にHawaiian Humane Societyに帰ることになりました。

Cocoの里親になってから、明日で2週間なので、そろそろ連絡があるかなと思っていました。久しぶりの犬の世話、それも一軒家ではなくコンドミニアムでの世話だったので、いろいろと大変なこともありましたが、いざ帰ることになると寂しくなります。

3日ほどで「おすわり」を覚え、最近は「お手」も完璧になってきましたし、先住者の猫たちを追いかけ回すことも減ってきたので、やっと家庭内に平和が訪れかけていました。

元々のオーナーからHawaiian Humane Societyへ、そして新型コロナウイルスの影響で私の家にやってくることになってと、人間の都合で住まいが転々と移り、Cocoも大変だったと思います。とっても天真爛漫な犬なので、すぐに引き取り手は見つかると思います。できれば、思いっきり走り回ることのできる、小さくてもいいからお庭のある家に引き取られればいいなと願っています。

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)67日目:アラワイ運河沿いのドッグパーク

都市封鎖67日目:5月28日(木) 感染者数:647人(前日比3人増)

今日は、アラワイ運河近くの友人宅にお届け物のため外出。Cocoも便乗して、帰りにアラワイ運河沿いのドッグパークに寄ってきました。

 

ワイキキ側のアラワイ運河沿いをウォーキングしたりジョギンしたことはありましたが、山側の遊歩道は初めて歩きました。緑もたくさんあって、舗装された道もあります。

ドッグパークは、大型犬用と小型犬用がありました。Cocoは中型犬っぽいのですが、まだまだ怖がりなので、小型犬用に入れてもらいました。

 

ここも、カカアコのドッグパークと同じで、チェーンリンクフェンスで囲まれています。フェンス内では、リードを外しても大丈夫なので、どの犬も嬉しそうに走り回っています。ちなみに、人間はみんなマスク着用です。

 

いつもは、ヨーグルトの空き容器にCocoの飲み水を入れて持ち歩いているのですが、このドッグパークには、水道と犬用の水入れがあって、とても親切です。この近所に住んでいたら、毎日の散歩に便利なドッグパークですね。

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)66日目:カカアコのベーグル屋さん

都市封鎖66日目:5月27日(水) 感染者数:644人(前日比1人増)

雨が多いことで有名なマノア。今朝は結構降っていたので、マノアは諦めてカカアコのドッグパークに行ってきました。ここはマノアとは全く違ったスタイルのドッグパークでした。

 

場所は、ディスカウント文房具店「フィッシャー・ハワイ」の隣のマザー・ウォルドロン・パーク内です。今年のPow Wowでフィッシャー・ハワイの建物前面には、ステキなウォールアートが描かれました。

 

ドッグパークは、パークの隅っこをチェーンリンクフェンスで囲っただけです。このフェンス内では、リードは不要。他に人も犬もいなかったので、Cocoは自由に走り回ったり、ボールを追いかけたりと楽しそうでした。

大きさは、50メートルのオリンピックサイズプールの半分というくらいでしょうか。芝生も茶色く、半分枯れている状態でした。

 

久しぶりにカカアコに来たので、朝早くからオープンしている「This Is It Bakery & Deli」に立ち寄ることにしました。ベーグル専門店で、裏には大きな工場もあり、一般のお店にベーグルを卸しています。朝行くと、焼き立ての温かいベーグルを買うことができます。袋に入った前日の商品は、割引価格になっています。

 

ここでも、ソーシャルディスタンシングはしっかり守られていて、床には並ぶ際の立ち位置を示すステッカーが貼ってあります。お客さんも店員さんもマスク着用、お客さんと店員さんの間にはプラスチックの間仕切りを設置して、新型コロナウイルス対策をしっかりしています。

以前は、買ったベーグルやサンドイッチをコーヒーと一緒に食べることができるテーブル席がいくつかあったのですが、今はもちろん排除されています。

 

朝は、ベーグルに卵やベーコンをはさんだサンドイッチなどもあるのですが、今日はCocoが車の中で待っているので、オリジナルとブルーベリーとエブリシングを買うことにしました。エブリシングというのは、オニオンやガーリック、ごまやケシの実など全てがのっています。

 

どれも美味しかったのですが、私はやはりオリジナルにクリームチーズと自分の好きなジャムをのせて食べるのが好きです。

こうやって平日の朝に、焼き立てのベーグルを家でゆっくり食べれるのも、「Safer at Home」の今だけの楽しみですね。

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)63日目:ドッグパーク・デビュー

都市封鎖63日目:5月24日(日) 感染者数:643人(前日比0人増) 

Cocoがきてから5日が経ちました。最初の頃は3時間おきに散歩(トイレ)に行っていましたが、最近は4〜5時間おきになりました。

一日の初めの朝の散歩は、近所を30分〜1時間程度歩きます。Cocoにとっては、初めての場所なので、あちらをクンクンこちらをクンクンと臭いを嗅いでばかりで、なかなか前に進むことができません。ただ、Cocoは走ることが好きなようで、私がジョギング程度に走ると、クンクンせずに一緒に走ってくれます。

家では大人しくしていますが、もしかしたら走ることが好きなアクティブな犬なのかもしれないと思い、ドッグパークに連れていくことにしました。いろいろ探して、家からも近く、パークの横に小川も流れているというマノア・ヴァレー・ディストリクト・パークに併設されているドッグパークに行くことにしました。

 

パークのココヘッド側(東)と海側(南)のエリアには、リードをつけた犬を連れて入ることができます。

 

駐車場に車を停めて、小川の横の散歩道を進むと、広い芝生のエリアに出ます。集まっている人(と犬)は常連さんが多いようで、リードをつけていない犬が追っかけっこをしています。Cocoは他の犬と一緒に遊びたい素振りを見せながらも、ちょっと怖くて中に入っていけないオーラを出していました。とりあえず、今日は、何匹かの犬と挨拶して、ドッグパークの端っこの方を歩くことにしました。リードもつけたままでしたが、Cocoは結構楽しそうにクンクンしながら歩き、時には走ったりもしていました。

 

ドッグパークにいたのは1時間ほどでしたが、Cocoはよっぽど楽しくて疲れ果てたようで、家に帰ると私のデスクの下の簡易ベッドに直行。Cocoの社交性を高めるためにも、また是非連れてきたいと思っています。

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)58日目:今度は犬の里親

都市封鎖58日目:5月19日(火) 感染者数:641人(前日比1人増)

先月は、ホノルルの動物愛護団体「Hawaiian Humane Society」の緊急ボランティアとして猫の里親をしました。

今日、またHawaiian Humane Societyから電話があり、今回は犬の里親をすることになりました。犬は、毎日の散歩や遊び相手になったりと、猫よりも何十倍も手がかかります。

仕事が忙しいと犬の世話をするのは難しく、もしかしたら今しかないと考え、思い切って犬の里親をやってみることにしました。

PuaとMangoとの相性も気になるところですが、まあ2週間なので、なんとかなるでしょう。

午後、Hawaiian Humane SocietyにCocoを迎えに行きました。Cocoはテリア系の雑種ですが、顔は少しチワワのようにも見えます。1歳1ヶ月のCocoは、それまで飼っていた人が、何らかの事情で飼えなくなって、Hawaiian Humane Societyに連れてこられたそうです。まだまだ仔犬のCocoを手放さなくてはいけないのは、よっぽどの事情があったからでしょう。

Cocoは少し人見知りするようですし、恐怖や不安を感じているのか、ちょくちょく尻尾が足の間に挟み込まれているのが気になります。とりあえず、家に入ってすぐにクンクンと臭いを嗅いで、いきなり玄関でオシッコ。あ〜、ありえない!

自分たちの2倍近く大きい侵入者(犬)に恐れを抱いたPuaとMangoは、ベッドの下に逃げ込んだまま出てきません。

夕方、リビングルームで💩をしているCocoを見つけた時は、私の怒りも心頭に達し、すぐにでもCocoをHawaiian Humane Societyに返しに行こうかと思いました。が、涙ながらに💩を拾いながら「Cocoも悪気があった訳じゃない。外に連れて行かなかった私が悪いんだ」と反省し、これからはとりあえず3時間おきに散歩に出ることにしました。

いや、犬はやっぱり手間がかかりますね。