半調理のテイクアウト Pai Honolulu編

8月14日(金) 感染者数:4,543人*(前日比233人増) *データ調整済
ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)から145日目

新型コロナウイルスのパンデミック前も仕事で疲れた時には、テイクアウトをちょくちょく利用していました。大概は、お弁当やプレートランチといった簡単なものばかり。

パンデミックが始まってからは、お弁当に限らず各レストランが趣向を凝らしたテイクアウト料理を出しているので麺類以外のテイクアウトを利用しています。麺類をテイクアウトすると、麺とスープは別々の容器に入れてくれるのですが、麺はやはりレストランで熱々を「フーフー」言いながら食べたいですよね。

が、今回初めて、麺のテイクアウトに挑戦しました。といっても、ちょっと変化球で、半調理した麺料理のテイクアウトです。

緻密な料理を出すパイ・ホノルルのケヴィン・リー・シェフのテイクアウトメニューは、やはり緻密によく考えられていて、お料理によっては半調理された素材を持ち帰って、家で最後の仕上げをすることができます。なるほど、そうするとレストランと同じとまではいかなくても、レストランの味に近いお料理を家の食卓で楽しむことができますよね。

ということで、120日間寝かせた熟成肉を使ったパイ・ホノルル風坦々麺に挑戦しました。

自家製麺、青梗菜、パルメザンチーズ、ネギの入った容器、そして別の容器には熟成肉使用の坦々ソースが入っています。麺は、ソースが絡みやすいように平たい麺です。スパゲッティなどに比べるとかなり柔らかい麺です。

1. まずは、鍋で湯を沸かします。(あとで麺を茹でるための熱湯です)

2. 別の鍋で坦々ソースを温めます。山椒の効いたピリ辛ソースです。

3. 温まってきたら、青梗菜を入れます。野菜を洗ったり切ったりしないので楽チンです。

4. 1. の熱湯で自家製麺を茹でます。(約2分)

5. 麺を3. の鍋に入れます。

6. 麺に坦々ソースをよく絡ませたら出来上がりです。仕上げにネギとパルメザンチーズをあしらいます。最初は「坦々麺にパルメザンチーズってどうなの?」と思ったのですが、熟成肉のソースにはよく合いました。坦々麺を知り尽くしたチャイニーズ系アメリカ人のシェフ・ケヴィンだからこそできる技だなと感服しました。

所要時間は約5分、使った調理器具はは2個のお鍋、麺の湯切りに使ったザル、木べら、菜箸のみで、後片付けも超楽チンです。

パンデミック前、仕事が忙しくてテイクアウトしていた頃は、自分でお料理しなければいけないテイクアウトを利用することは決してありませんでした。でも、今の状況は違います。家でほんの少し手間と時間をかけるだけで、レストランと同じとまではいきませんが、ここまで美味しいお料理を食べることができるなら、半調理のテイクアウトはおすすめです。これからはぜひ活用したいと思います。

パイ・ホノルルのテイクアウト用メニューは内容も充実していて、週替わりのスペシャルメニューもあるようです。オアフ島内だと配達(別料金)もしてくれるので便利です。

グリルしたハワイ産ロメインレタス、羊の乳で作ったペコリーノチーズ、自家製フォッカッチャのクルトンをシーザードレッシングでいただきます。ロメインレタスは、グリルすることによって焦げた苦味が出て美味しかったです。

ケヴィン・シェフが自家製フォッカチャを作っているところ。

生地に自家製フォッカチャを使い、フェンネルをふんだんに使った自家製ソーセージ、特製トマトジャムとモッツアレラチーズ がたっぷりのったピザ。甘さと辛さが同時に味わえるトマトジャムが全体を引き締めています。ピザの具は週毎に変わりますが、やはり人気のメニューのようです。

ブラインした若鶏を使ったナウ・マイ・ガイは、毎日数量限定です。XO醬で味付けした餅米を丁寧に若鶏の中に詰めて、形が崩れないようにタコ糸でしばります。

パイ・ホノルルでは、皮がパリッとするように、若鶏を油で揚げますが、家で調理する場合はオーブンで焼くこともできるそうです。ソースは、ローストした若鶏のグレイビーです。

デザートメニューも充実しています。ダーク・ファッジ・ブラウニー(左)とレッド・ベルベット・クッキー(右)

イチゴと隠し味に醤油を使ったメープルシロップのカスタード・フレンチトースト。家で最後の仕上げをするので、味も見栄えもレストランで食べるフレンチトーストにかなり近いです。

新型コロナウイルスは、テイクアウトの意味さえ変えてしまいました。パンデミック発生までは、簡単に済ませるための食事だったはずのテイクアウトが、今ではレストランでの食事に代わる食事スタイルとなりました。そして、出来合いの食事だったテイクアウトが、ほんの少しだけ手間暇かける食事になりました。

今後、新型コロナウイルスのワクチンが開発されても、以前の生活に戻ることはないでしょう。マスク着用やソーシャル・ディスタンシングは半永久的に残るような気がします。そして、私たちの外食のスタイルも以前のようにレストランかテイクアウトかの二者択一ではなく、半調理のテイクアウト、またソーシャル・ディスタンシングを保ちながらも人と繋がることのできる食事スタイルといった新しいスタイルが生まれてくるのではないでしょうか。

パイ・ホノルル Pai Honolulu
住所:55 Merchant Street, Suite 110, Honolulu, HI 96813
電話番号:808-744-2531
URL: https://www.paihonolulu.com
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