朝から何も手につきません

11月3日(火) 感染者数:15,318人*(前日比89人増) *データ調整済み
ステージ2

とうとう今日がやってきました。11月の最初の火曜日。4年毎にやって来る大統領選挙の日です。

日本の首相とは違って、アメリカの大統領は国民の直接選挙で決まります。毎回、誰が大統領になるのかは大体予想がついていました。4年前を除いて。

そう、4年前の今日、ちょうど日本出張から戻り、荷物を片付けてシャワーを浴びて昼寝をし、TVを横目で見ながら書き物の仕事をしていたら、夜遅くに大統領が選出されました。「え、ウソでしょ」と、ボ〜ッとする頭でTVを見つめながら、アメリカ人の友人に「これって私の勘違い?」とテキストをして確認をしました。

アメリカには長らく住んでいますが、9/11以来の衝撃でした。時差もあったのかもしれませんが、眠れぬ夜を過ごしたのを覚えています。

不思議なもので、昨日の晩ご飯に何を食べたのか思い出せない友人たちも、4年前の大統領選の日のことはよく覚えています。

今日は朝から怖くてニュースもじっくりと見ていません。時折携帯に入ってくる速報を見るだけにとどまっています。

今日の大統領選の結果を一人で見るのは耐えられないので、友人の家に行って一緒にテレビを見ることにしました。アメリカに民主主義が戻ることを願いながら、これから友人宅に向かいます。

今年の秋の味覚 ハワイ編

10月31日(土) 感染者数:15,071人(前日比68人増)
ステージ2

ここ数年、ちょうど今頃はイベント参加のために日本に滞在していました。秋真っ盛りで、気候もよく、食べ物も美味しい季節です。

今年は残念ながら日本に行くことはできません。が、美味しいものは食べたいと思って秋の味覚を集めたら。。。

アメリカ本土からやってくる洋梨と富有柿をホールフーズで見つけました。オアフ島のホー農園の南瓜はファーム・トゥ・カー(Farm to Car/農園から車へ)で注文。そして、秋刀魚の蒲焼の缶詰はタイムス・スーパーマーケットで調達しました。

一番好きな魚が秋刀魚という私としては、秋刀魚ならなんでもいいということで、この蒲焼の缶詰を買ってみました。熱々のご飯の上にのせて食べたら、食べれなくもないかしらという私の希望的観測が当たっていますように。(つづく)

今年はホノルルマラソンもバーチャルで

10月28日(水) 感染者数:14,834人*(前日比62人増) *データ調整済
ステージ2

先日、ホノルルマラソン協会から、新型コロナウイルス感染症の影響で、今年のホノルルマラソンは中止になるとの発表がありました。毎年2万人以上のランナーが参加し、そのうちの半分は日本からのランナーです。なんとか今年も開催してほしいというのがハワイの旅行業界の願いでしたが、残念ながらその願いは叶いませんでした。

マラソンは中止になりましたが、オンラインイベント「ホノルルマラソン・バーチャル・ビーチフェス」が12月に開催されるそうです。事前エントリー後、好きなランニングコースを走って規定の距離を完走し、アクテビティログを提出すると素敵な完走記念品を貰えます。マラソン以外にもさまざまな催しが用意されていて楽しいイベントになりそうです。

詳細は、11月上旬以降に下記のサイトに掲載されます。
https://www.honolulumarathon.jp/

ホノルルマラソン以外のマラソン大会も、今年は軒並みバーチャルでの開催になっているようです。パンデミックがなければ、マラソン大会をバーチャルで開催することなど誰も思いつかなかったと思います。こういうのも「火事場の馬鹿力」って言っていいのかな? 人間、どんな困難にも負けずに力強く生きていくことができるのだなと、つくづく思います。

今日からステージ2

10月22日(木) 感染者数:14,335人(前日比102人増)
ステージ2

9月24日から始まった再開に向けての段階的緩和。4週間かかりましたが、ホノルルはステージ1をクリアしました!

って、なんだかビデオゲームをやっているみたいですね。

いえいえ、これが真剣な話しで、昨日までできなかったことが今日からできるようになるんです。

例えば、

  • 今までレストランでは同世帯の5人しか同じテーブルに座れませんでしたが、これからは同世帯でなくても最大5人まで同じテーブルに座れます。
  • ヘリコプターツアーが再開。
  • マッサージやタトゥーパーラーなどのパーソナルケアサービスが再開。
  • インドアのジムやフィットネス施設は、最大収容25%で再開。

などです。
詳細は下記をご覧ください。
https://www.allhawaii.jp/covid19/news/200922.html

とりあえず友人と一緒にレストランに行けるのは嬉しいことです。いい加減、ねこを見ながらの食事には飽き飽きしていました。今まで考えたこともありませんでしたが、誰かと話をしながら、ゆっくりと食事を楽しめるって、本当に貴重な時間ですよね。

ただ、私の通っていたジムはコロナの影響で閉鎖となってしまったので、朝のウォーキング/ジョギングはまだまだ続きそうです。

ジムがなくなりました

10月13日(火) 感染者数:13,575人(前日比62人増)
ステージ1

昨日、久しぶりにジムから「重要なお知らせです」という件名のメールが届きました。「現状説明かしら?」などとお気楽にメールを開けてみると、

「新型コロナウイルスの影響で、本日をもってジムを閉鎖することにします」

という文字が目に飛び込んできました。

私が通っていたジムは、40年ほど前に創設されたホノルルの中でも歴史と由緒あるジム。早朝に行くと、隠居生活をしている高齢者も多く、和やかな雰囲気でした。

建物や内装はちょっと古かったのですが、掃除の行き届いた清潔なジムで、スタッフもとても感じがよかったのです。クラスは満員になることもありましたが、マシーンが置いてあるフロアはいつも空いていました。

過去にも何度か経営困難になったことがありましたが、救世主(新しいオーナー)が現れたりしてなんとかここまできたのに、コロナには打ち勝てなかったようです。コロナ感染を心配してメンバーシップを放棄した人や一時保留にした人が多かったようです。

パンデミックの中、新しいジム探しをする気にもなれず、しばらくはジムなしのジプシー生活となりそうです。

責任者出てこい! エレベーター改修工事編

10月12日(月) 感染者数:13,514人(前日比42人増)
ステージ1

私が住んでいるコンドミニアムでエレベーターの改修工事をしています。といいますか、正確には改修工事をしていました。工事期間は8月26日から10月6日までで、その間はエレベーターを使用できませんでした。

工事前には、大好きなペリエ、猫の餌や猫砂などの重い物を買いだめしたりと準備でバタバタ。エレベーターが使えない6週間の間は、階段を降りて昇ってまた降りてという毎日でした。出かける時は忘れない物がないように何度も確認するのですが、それでも忘れ物をすることが数回あり、その度に降りて昇ってまた降りていました。

そして、とうとう10月7日がやってきたのです。期待に胸を膨らませて、新しいエレベーターに乗ろうとエレベーターホールに行くと、まだ「工事中」のステッカーが貼ってありました。まあ、ハワイだし1日くらいの遅れはあるかなと思って、その日は階段を降りて昇ってまた降りて。

10月8日にコンドミニアムの管理マネージャーからのお知らせがありました。内容は「工事は予定通り10月6日に終了しましたが、州の検査員から不具合を指摘されました。不具合は直ちに修正されましたが、最終検査のための検査員の来訪がいつになるのか未定です。詳しいことがわかればまたお知らせします」とのこと。私は思わず「え〜〜〜! あり得ない」と声が出てしました。

次の日に管理組合の会長と会った時に、「お知らせ見た? いや、もう州のことなんでいつになるんだか」とヘラヘラと笑いながら言う会長に、私は思わず「それって、笑い事じゃないですよね!」って語気強く言ってしまいました。

業者は期限内に工事を終わらせたのに、州の検査員が最終検査にこない。よって、全ては州の責任だと会長は思っているようです。確かにハワイの州政府や市は、なかなか動いてくれないのが常です。

が、今回は検査に一回で合格すると過信した業者の問題もあると思います。10月6日という期限は、工事を終える日ではなく、検査に合格してすぐに使えるエレベーターをクライアント(ここではコンドミニアムの住人)に納品する日のはずです。納品が遅れるなら、日割りで罰金を払ってもらいたいくらいです。そのことを会長に言いましたが、私の言っていることは彼の理解を超えているようでした。

業者は州の責任と言い、州は忙しくて検査員を派遣できないと言います。業者を雇い、州にもきちんと税金を払っているというのに、結局不便を強いられているのはコンドミニアムの住人です。

コンドミニアムの住人はみんな「責任者出てこい!」と言いたいのを我慢しているんだと思います。張り出されていた管理マネージャーからのお知らせが、今朝は剥がされて床に捨てられていました。もしかしたら風の仕業かもしれませんが。。。

と言うわけで、あと4週間ほどはエレベーターがない生活が続きます。責任者出てこい!

バター餅はハワイの母の味

10月9日(金) 感染者数:13,300人*(前日比155人増) *データ調整済み
ステージ1

ハワイにはバター餅というデザートがあります。秋田県にもお餅を使った同じ名前の郷土料理があるようですが、ハワイのバター餅はもち粉を使って作ります。

材料はバターともち粉、そして砂糖や卵やココナッツミルクなど。材料を混ぜ合わせて焼くだけという簡単なデザートです。小麦粉を使わず、もち粉だけなので、グルテンフリーのデザートとしても注目を浴びているようです。

モチモチた食感が人気で、ハワイの持ち寄りパーティーなどでは定番のデザートです。

簡単すぎるデザートでもっぱら家で作るせいか、レストランではほとんど見かけません。スーパーのフードランドでは見かけますが、それ以外ではローカルの小さなお店でたまに見かける程度です。

レシピは、家庭によって少しずつ違っているようで、ココナッツミルクを使ったり加糖練乳や無糖練乳を使うこともあるようです。

家で過ごす時間が長くなった友人が、いろいろなレシピのバター餅を試していて、史上最強レシピを作ろうとしています。加糖練乳バージョンのバター餅をいただいたのですが、美味! モチモチとした食感とバターとお砂糖の甘さで、いくつでも食べることができそうですが、超高カロリーなデザートなので、食べ過ぎには注意しないと。

重いバナナブレッド

10月5日(月) 感染者数:12,854人*(前日比52人増) *データ調整済み
ステージ1

アメリカの家庭では、バナナブレッドをよく作ります。基本の材料は大体どの家庭にもあるものなので簡単に作れます。

私はしっとりしたバナナブレッドが好きなので、「moist banana bread recipe」で検索するといろいろなレシピが出てきました。サワークリームやヨーグルトを入れたり、ナッツを加えたりと凝ったレシピもあったのですが、買い置きがなかったので、一番シンプルでかつ評判が良さそうなレシピを選んでみました。

https://thesaltymarshmallow.com/best-banana-bread-recipe/

簡単に書くと、
1) オーブンを350℉(175℃)に温める。
2) 溶かしバター(1/2カップ)にバナナ(3本)を入れてフォークでつぶす。
3) 2)にバニラエッセンス(小さじ1)と卵(2個)を入れてかき混ぜる。
4) 別のボウルに小麦粉(2カップ)、砂糖(1カップ)、重曹(小さじ1)、塩(小さじ1/2)、シナモン(小さじ1/2)を入れて混ぜておく。
5) 3)に4)を入れて、ヘラで混ぜ合わせる。
6)あらかじめバターを塗った型に流し入れ、予熱したオーブンで45~55分ほど焼く。
注意:アメリカの1カップは225mlです。

焼いてみると、かなり大きくてズッシリ重いバナナブレッドになりました。いかにもアメリカのホームメードという感じです。大体12切れくらいになると思います。2切れずつサランラップに包んでからジップロックに入れました。半分は常温で、半分は冷凍しました。

ラップに包んで半日〜1日経つと、よりしっとりしたバナナブレッドになるのでおすすめです。

新鮮野菜はドライブスルーで

9月27日(土) 累計感染者数:12,116人(前日比98人増) ステージ1

先週の日曜日にオンラインで注文した野菜をドライブスルー「Farm to Car(農園から車へ)」でピックアップしてきました。

やはり農家直送は新鮮です。新鮮野菜は美味しいのはもちろん長持ちするからいいんですよね。レタスなんかは冷蔵庫に入れておくと2週間くらいは大丈夫です。

拾ったリリコイを食べた話

9月26日(金) 感染者数:12,018人(前日比127人増) ステージ1

今朝も自宅付近を散歩。歩くのもいいのですが、ジムの再開が待ち遠しいです。

特に下を向いて歩いている訳でもないのですが、散歩の途中でマンゴーやココナッツ、先日は財布やら身分証明書を見つけました。

そして、今日はリリコイ(パッションフルーツ)を見つけました。民家の庭にリリコイの木があって、枝が歩道まで延びていました。リリコイは食べ頃になると地面に落ちるので、見つけたらすぐに拾って食べるのがベストです。

ハイキングに行くとよく見かけるリリコイですが、住宅街で見かけるのは珍しいことです。

早速家に帰って切ってみると、トロントロンで酸っぱくて美味しかったです。味はどちらかというと酸っぱいミカンのような味ですが、このトロントロンとした食感がいい感じです。朝食にしっかりといただきました。

明朝の散歩でもあのお家の前を歩いたら、リリコイを見つけることができるかしら? う〜ん、散歩も悪くないか、と思ったりして。