チャイナタウンをホロホロの巻

8月10日(月) 感染者数:3,638人(前日比140人増)
ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)から141日目

今日は、スーパーブロガーのチヨさんとチャイナタウンをホロホロしてきました。「ホロホロ」というのは、ハワイ語で「ブラブラする、散歩する」という意味で、「Let’s go holoholo.(散歩するよ〜)」などと使うことがあります。

まだまだ新型コロナウイルス感染者数が増え続けているホノルル。チャイナタウンはお昼前というのに人も車も往来が少なく、閉店してしまったレストランやブティックが目立ちます。

何はともあれ腹ごしらえ。ということで、最近やっと再オープンしたライブストック・タバーン(Livestock Tavern)でランチをいただきました。

店内は天井も高く、テーブルも減らしているので、密を気にすることなく食事をすることができました。

まずはいつものようにドリンク。といっても、ランチなのでアルコール抜きです。チヨさんはラベンダーとグレープフルーツのソーダ(写真左)、私は青りんごとハーブのシュラブ(飲むお酢)にしました。シュラブは甘すぎず、ほんのりとシナモンの香り。

食事は、看板料理のサンドイッチ2種類を注文して半分ずついただくことにしました。

最初のサンドイッチはメインロブスターロール。焦がしバターのホーランデーズソースで和えたプリップリッのメインロブスターが自家製ブリオッシュに挟まれています。メインロブスターの味がソースやブリオッシュより優っていて、満足の一品です。付け合わせは、ヘルシーにサラダにしました。

次は柔らかく煮込んだ牛タン、炒めて甘くした玉ねぎとプロヴォローネチーズのサンドイッチです。肉汁を使ったソースにつけていただきます。付け合わせはフレンチフライを選びました。

牛タンや柔らかくて、口の中でとろけるほどです。そして、肉汁を使ったソースが超美味。前にチヨさんが座っていなかったら飲み干したかったですが、グッと我慢しました。フレンチフライもソースによく合うので、どっぷりと浸していただきました。

食事の最後には必ず甘いもの。。。というチヨさんと私が選んだのは、イチゴとリリコイ(パッションフルーツ)のチーズケーキ。サンドイッチでかなりお腹いっぱいでしたが、デザートは別腹です。最後に甘いものを食べないと、食事が完了した気がしないんですよね。あ、でも1個を2人でシェアしました。

予約時間の11時から12時半過ぎまで、約1時間30分ほどレストランにいたのですが、その間の来客は私たちを入れて5組ほどでした。パンデミック前はランチでも予約要の店だったので、きっと大変だと思います。こういう小さなローカルの店にはなんとか頑張って欲しいものです。

レストランを後にして向かったのが、ローカルチャイニーズ御用達のシン・チョン・ユーアン・ベイカリー(Sing Cheong Yuan Bakery, 盛祥源餅家)です。ここは、私のローカルチャイニーズ友人の誰もが「一番美味しい」という店です。チヨさんも他の店を試したそうですが「ここのあんまんが一番美味しい!」と一押しの店です。

ここも最近は時短で午後1時までの営業になっていました。いつもは激混みなのですが、今日は何故か店には私たちだけでしたので、ちょっとゆっくりと品選びして注文、その上写真を撮ることもできました。

そして私は、晩ご飯を調達。焼売、ハーフムーン、エビの蒸し餃子、オーブンで焼いた肉まんと蒸した肉まん、そしてデザートの蒸したライスケーキを選んだのですが、肉まん2つは食べれずに次の日に持ち越すことにしました。家で蒸すと、できたて状態に近くなって美味しかったです。ちょっと炭水化物多めですが、サラダを追加したのでよしとしましょう。

最後は、以前にも行ったABC Marketでドラゴンフルーツとパパイヤを買いました。マンゴーの季節は終わったようで、どの店もドラゴンフルーツで溢れていました。アメリカのスーパーマーケットでは、あまり季節感を感じることもないのですが、こうやって季節を感じることができるマーケットは歩いていても楽しいです。

今日のチャイナタウンは少し人が少なかったように思います。パンデミックのおかげで、みんな外出するのを控えているのかもしれません。ローカルのビジネスを支援したいものの、外出にも恐怖を抱く人も多いというのが現実のようです。

マンゴーの季節到来、チャイナタウンにて

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)106日目:7月6日(月)
感染者数:1,030人(前日比7人増) 

今日は、お友達でブロガーのChihyoさんとお買い物したり、ランチを食べたり、お茶したりと、ホノルルのチャイナタウンをウロウロしてきました。

ホノルルのチャイナタウンはそんなに大きくもなく、歩いて回るのにちょうどいいサイズです。小さな個性的なレストランの他にも、魚や肉、野菜や果物を売っている店もたくさんあります。ダウンタウンにすぐ隣接しているのですが、何か用事がないとなかなか足を踏み入れない場所でもあります。

今日は、Chiyoさんが行きつけの果物屋さん「ABC Market」に連れて行ってもらいました。

まずは、パパイヤを選びます。ハワイ島ヒロ産のパパイヤが1パウンド(約450グラム)79セント?! ファーマーズマーケットやスーパーでは安い時で99セントなので格安です。

が、横を見ると、今日すぐにでも食べないといけないような、よく熟したパパイヤが49セントでした。すぐに食べるか冷蔵庫に入れて次の日に食べれば大丈夫です。もし熟れすぎていたら、スムージーにすることができます。

そして、お目当てのマンゴーの方を見ると、いろいろな種類と大きさ、そしてさまざまな値段のマンゴーが並んでいます。りんごに例えるとふじりんごみたいな一般的なヘイデンマンゴーもなぜか1パウンド(約450グラム)$3.99と$1.99の2種類あります。

私:(英語で)$3.99と$1.99のヘイデンマンゴーの違いは何ですか?大きさ?
お店のおじさん:(中国語で)@#$%^&*
私:(英語で)サイズ?
お店のおじさん:(しばらく考えてから英語で)セール
私:(英語で)セール?
お店のおじさん:(英語で)そう、セール中

と、まあわかったようなわからないような。とりあえず$1.99のヘイデンマンゴーを3個買うことにしました。

家に帰って、写真の整理をしていると、店先には何と99セントのマンゴーが?! なにこれ? お店では気づきませんでした。Chiyoさんも気づかなかったそうで「悔しい」と。

近々、リベンジショッピングに行きます!

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)75日目:ほぼ3ヶ月ぶりの外食

都市封鎖75日目:6月5日(金) 感染者数:664人(前日比9人増)

とうとうホノルルのレストラン内で食事のできる日がやってきました。長かった〜。3月20日にレストランでの食事禁止令が出ましたが、その前からしばらくレストランには訪れていなかったので、ほぼ3ヶ月ぶりの外食となりました。

ダメ元を承知で、いつもお仕事とお出かけでお忙しそうなChiyoさんに声をかけたら、「大丈夫ですよ〜」ということで、ダウンタウンに繰り出しました。

 

ホテルストリートの人気レストランFêteDownbeatは、既にホノルル市から許可を取得しているようで、歩道にテーブルを出していました。とてもお洒落な雰囲気を醸し出しています。

 

車も少ないですし、夕方は涼しくなるので、アウトドアで食事ができるのは気持ちがいいです。

 

が、あまりアウトドア派ではない私たちが選んだのは、Lucky Bellyでした。私は、麺類はテイクアウトよりもレストランで食べる派なので、レストラン禁止令が出てからは家でインスタントラーメンしか食べていませんでした。お洒落なChiyoさんに、ラーメンで大丈夫かなと恐る恐る聞いてみたら、Chiyoさんも同意見ということで、すぐに決まりました。あ〜、よかった。

 

まずはカクテルから。ここは、定番カクテルの他にも季節によって変わるカクテルメニューもあって、ドリンクも充実しています。私が注文したのは、名前も素敵なGame Changer。アルコールは結構高めのように思いましたが、ジン、日本酒、リレブラン、アロエをベースにしたシャローにタイムとミントが入った、夏にぴったりのさっぱり系のカクテルでした。

 

お腹が減っていたことと、最近野菜料理が多かったので、ガッツリ食べたいと思い、ラーメンはお肉たっぷりのビースト・ボウル(野獣の丼)にしました。牛の胸肉、ショートリブ、そしてオックステイルのワンタンと肉好きにはたまらないラーメンです。延びたりひっついたりせずに程よく茹で上げられた麺と、熱過ぎることなくちょうど食べやすい温度のスープのコンビネーション。これは、やはりレストランでしか味わえない贅沢ですよね。

この後、Chiyosanと夜のダウンタウンを少し歩いて、たわいもないことに大笑い。

 

最後はChiyoさんの提案で、手作りの個性派アイスクリームで有名なWing Icecream Parlorに行ってきました。噂には聞いていましたが、行ったことがなかったWingは、チャイナタウンの端っこの方にあり、玄関も小さいので見逃してしまいそうなお店でした。

 

Chiyoさん曰く、「いつもよりバラエティが少ない」とのことでしたが、迷いに迷った挙句、「Kurosawa」と名付けられた抹茶とイチゴの入ったバニラアイスクリームにしました。抹茶はパウダーではなく、チョコレートを使っているようで深い味わいです。フレッシュのイチゴと妙にピッタリで超満足なアイスクリームでした。他にも、いろいろと不思議な素材を組み合わせたアイスクリームがあったので、是非また足を運んでみたいと思います。

その後、家に帰ると午後10時を過ぎていました。楽しい時間は、あっという間に過ぎるようです。

食事に行く前には、久しぶりにいそいそとお化粧をしたり、何を着ようかと迷ったりと楽しい時間。もちろんカクテルもラーメンもアイスクリームも美味しく充実した夜でした。

そして、なによりも友人と一緒に話しをしながらゆっくりと過ごすという、今まで普通のことだった食事の時間が、いかに貴重な時間で、人が人らしく生きていくには必要な時間であるのかをひしひしと感じた夜でした。