タイヤ修理でもソーシャルディスタンシング

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)121日目:7月21日(火)
感染者数:1,418人(前日比25人増)

先週から車のタイヤの空気圧警告灯が点いたり消えたりしていたのですが、とうとう消えなくなったのでみてもらうことにしました。

タイヤの調子が悪くなると、タイヤ専門店のレックス・ブロディズ(Lex Brodie’s)に車を持っていきます。午前中に電話すると、お昼過ぎならみてくれるとのこと。

いつもは店の奥にあるラウンジで待つのですが、締め切った状態で他の人と一緒になるのが怖く、ラウンジ前で待つことにしました。ここには冷房設備はありませんが、風通しがよく、数脚の椅子が並べられています。椅子と椅子の間の距離も十分に取っているので安心です。勝手に椅子を動かしたりしないように、床にテープで印がつけられていました。

レックス・ブロディズでは、店のキャラクターもマスク着用です。テレビで見る全米版ニュースでは、マスクを着用しない人のことが連日のように報道されていますが、ハワイのローカルの人びとのマスク着用率はかなり高いような気がします。

ちなみにタイヤは、以前パンク修理したところから空気が漏れていたようで、再修理となりました。大きな出費となるタイヤ交換にならなくてよかった〜。

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)89日目:ジム再開!

都市封鎖89日目:6月19日(金) 感染者数:789人(前日比27人増)

とうとう待望のジムが再オープンしました!

かれこれ3か月ぶりのジムでした。事前予約が必要なジムもあるようですが、私が通っているジムはクラスに参加する際のみ予約が必要です。

以前は午前4時30分オープンでしたが、今は清掃の都合で午前6時オープンです。予約したスピンのクラスが午前6時15分からですので、午前6時過ぎにはジムに入ったのですが、閑散としていました。初日なので混雑するのかと思っていたら、当てが外れてしまいました。

ロッカールームのロッカーは、ソーシャルディスタンシングのために2/3くらいのロッカーが使用不可になっていました。

そして、ジムの各所にはハンドサニタイザーも設置されました。

スタジオの床には、10フィート(約3メートル)四方の正方形がテープで描かれています。各人は、この中に固定自転車を設置します。クラスが始まる前までマスクをしています。

久しぶりにスピンで汗を流して、気持ちがよかったです。が、すぐに息切れするし、足が疲れてしまいます。3か月の間、いい加減なウォーキングしかしていなかったので仕方ないですね。

ジムで会った友人に聞いたところによると、新型コロナウイルス禍のためにジムを辞めた人やメンバーシップを一時休止にした人も多いとのことです。ジムは締め切った空間なので、老齢の人や持病がある人は心配ですよね。きっとこれも新ノーマルなんでしょう。

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)78日目:ソーシャルディスタンスとソーシャルディスタンシングとフィジカルディスタンシング

都市封鎖78日目:6月8日(月) 感染者数:676人(前日比1人増)

最近日本語で「ソーシャルディスタンス」という言葉をよく見かけますが、英語では必ず「Social Distancing」と単語の最後に「ing」がついています。これって、日本語がお得意の言葉の短縮形かと思っていたのですが、気になったので調べてみることにしました。

Social Distanceというのは、社会学の専門用語で社会的距離という意味だそうです。つまり、個人と個人の間、集団と集団との間における親密性および親近性の程度を指します。

ただ、日本語のソーシャルディスタンスは、Social Distancingの同意語として頻繁に使われた結果、通例となって感染症拡大防止のために人と人の間の距離を十分に取って密集度を下げる意味の言葉としても使われているようです。

そうこうしているうちに、世界保健機関(WHO)は、「ソーシャルディスタンシング」ではなく「フィジカルディスタンシング」を使い始めました。感染防止のための6フィート(約2メートル)の距離は、愛する人や家族そして社会から切り離すということではなく、単なる物理的な距離であることを強調したいようです。パンデミックの状況下では、社会的なつながりの維持は重要なので、誤解を招かないための「フィジカルディスタンシング」の使用奨励です。

つい4か月前には聞いたこともなかった言葉が、英語で使われ、日本語に翻訳され、そして日本語としても使われ、また世界的な機関が言葉の修正の取り組みを始めてと、短期間の間にどんどんと変化を遂げています。これぞ、「言葉は生き物」ということですね。

 

 

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)70日目:マノアのファーマーズマーケット

都市封鎖70日目:5月31日(日) 感染者数:652人(前日比1人増)

最近の毎朝のルーティンになっているドッグパークの帰りに、マノアのファーマーズマーケットに立ち寄ってきました。カカアコにファーマーズマーケットができてから来ることがなかったので、今日は久しぶりです。

とてもこじんまりしていて、近所の人がブラブラとお買い物に来る、生活感あふれるファーマーズマーケットです。大体4軒ほどの野菜と果物や生花を売るブースがあり、その他にはタイ料理のお惣菜やハワイの風景画を売るブースもありましたが、今日は野菜と果物や生花を売るブースだけでした。

場所はマノア・マーケットプレイスの一角で屋外ですが、マスク着用でソーシャルディスタンシングもしっかり守られていて、ブースの通路は一方通行になっています。

家の冷蔵庫の中には、先週ドライブスルーのファーマーズマーケットで買った野菜がまだ少し残っていますし、Cocoが車の中で待っているので、今日は少なめのお買い物です。

洒落た物やお土産物にできるものはなく、完全に居住者向けのファーマーズマーケットで、買い物や支払いのために並んで待つこともほとんどありません。ソーシャルディスタンシングを守って列に並ぶのは、それだけでストレスになったりするるので、混雑していないストレスフリーのお買い物はいいかも。また来週も来てみたいと思いました。

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)41日目:ファーマーズマーケット

都市封鎖41日目:5月2日(土) 感染者数:620人(前日比1人増)

久しぶりにいつも行くカカアコのファーマーズマーケットに行ってきました。ここは、毎週土曜日午前8時〜正午まで開催されます。

今まではジムの帰りに立ち寄って、一週間分の新鮮な野菜を買っていました。スーパーで買うより安いですし、新鮮なのでレタスなども冷蔵庫の野菜室に入れておけば2〜3週間はもちます。知らない野菜のことを教えてもらったり、どうやって調理するのかなども、栽培している人から直接教えてもらうという楽しみもありました。

 

が、今はすっかり様変わりしてしまいました。密にならないように、テントの中には2人までしか入ることができません。1.8メートルのソーシャルディスタンシングを保ちながら、テントに入るまで地面にチョークで書かれた円の中に立って、長い列に並びます。テントに入ると、野菜などに直接手を触れないように使い捨てのビニール手袋を渡されるか、お店の人がビニール手袋を着用した手でとってくれます。敷地内には、簡易手洗い所もあって、石鹸を使って自由に手を洗うことができます。

という訳で、時間がかかることといったらありません。今日は、各種野菜とサワドーブレッドを買うだけで、なんと1時間30分ほどかかってしまいました。朝とはいえ、炎天下でずっと立ちっぱなしなので結構疲れます。以前なら30分ほどで終わっていた程度のお買い物なんですけどね。

スーパーもそうですが、いろいろと手間や手順があるので、時間がかかります。来週は、ドライブスルーのファーマーズマーケットを利用しようと思います。

 

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)40日目:少しずつ解除

都市封鎖40日目:5月1日(金) 感染者数:619人(前日比1人増)

先週末から、オアフ島の市立公園での運動ができるようになりました。運動と言っても、個人が個別にする運動だけで、グループで集まったり、テントを張ったり、バーベキューをすることはまだできません。

そして、今週からは不動産業が解禁になり、新車や中古車の販売所も営業できます。洗車場もオープンし、1対1でのピアノのレッスンなども再開。ペットのグルーミングも、ペットのドロップオフとピックアップをすれば可能になります。

ハワイの多くの人が待ちかねていたゴルフ場もオープンします。

ただ、コロナ禍前とは違ったスタイルでのオープンとなります。マスク着用はもちろんソーシャルディスタンシングも守らなくてはいけません。密にならないように、人と人の間は必ず1.8メートルあけるようにします。

3月末に「Stay at Home, Work from Home Order(自宅待機、在宅勤務の行政命令)」が始まったときには、ビジネスは「essential(日常生活に必要不可欠)」か「nonessential(日常生活に必ずしも必要不可欠ではない)」に分けられて、スーパーや薬局などの「essential」なビジネスだけが営業を許されました。今回、ビジネス再開に際しては、「essential」か「nonessential」かの区分ではなく、「人にとってより安全」か「安全でないか」の区分になっています。人と人の接触がない業種から少しずつ再開が許されていくようです。