ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)36日目:母との会話

都市封鎖36日目:4月27日(月) 感染者数:607人(前日比1人増)

 

新型コロナウイルス禍の前から続いている母との毎日のスカイプ。本日は、なぜか写真撮影ができなくなったiPadのお話しです。

母「新聞に海外在留邦人への(新型コロナウイルス対策の)給付金についての記事があったから写真を送るわね」

私「ありがとう」

 

しばらくすると、メールがきて

母「作動しない?どうすりゃいいのかな?」

私「何が作動しないのですか?」

母「写真を写そうと思うが、準備中と出て動きませんでした」

 

またしばらくすると、今度はスカイプの呼び出し音がして

母「やっぱり写真を撮ることも送ることもできないのよ」

私「う〜ん、私ではわかんないな〜。でも新聞記事はネットで見つけたから大丈夫よ」

母「あら、そう、でも念のためauに行って見てもらってくるわ」

私「でも、今日の午後にでも緊急事態宣言が出るんじゃないの?」

母「だから、その前に行ってくるのよ」

私「。。。」

 

auから戻った母から、「チャチャッと触って直してもらったわ。写真も撮影できるわよ」と、新聞記事の写真がメールで送られてきました。

iPadで写真撮影と写真送信ができないのは、母にすれば緊急事態かもしれませんが、安倍総理から緊急事態宣言が出る直前に、密な状態で年寄りの接客をしなくてはいけなかったauの係りの方には多大なるご迷惑をおかけしたことと思います。この場を借りて、お詫びとお礼を申し上げます。大変申し訳ございませんでした、そして本当にありがとうございました。

ハワイ州ホノルル市ロックダウン(都市封鎖)17日目:母からのメール

都市封鎖17日目:4月8日(水) 感染者数:435人(前日比25人増)

6年前に父が亡くなってから、生まれて初めての一人暮らしをしている母が心配で、毎日ハワイ時間の午後12時30分(日本時間では翌日の午前7時30分)にスカイプで連絡を取っています。と書くと、ハイテクな母のように聞こえますが、iPadではスカイプとメールしかできません。携帯もガラケーの母です。

 

 

スカイプ以外にも母からはたまにメールが届くのですが、返事に困る時があります。今日のメールもそんなメールでした。(全て原文のままです)

 

母「電話のベルが鳴り止まない」

私「どの電話ですか?固定電話ですか?電源を抜いてみてはいかがですか?」

母「目覚まし時計のベルでした。目覚ましかけてました」

 

しばらくすると

母「スカイプ繋がりませんでした、パンを焼くが焦がしてしまいました。どうしたのかな?auへ行った方がいいのかな?」

私「困りましたね、私ではわかりません」

母「auへ行ってみますね」

緊急事態宣言発令直前のことでした。やれやれ。