10月12日(月) 感染者数:13,514人(前日比42人増)
ステージ1
私が住んでいるコンドミニアムでエレベーターの改修工事をしています。といいますか、正確には改修工事をしていました。工事期間は8月26日から10月6日までで、その間はエレベーターを使用できませんでした。
工事前には、大好きなペリエ、猫の餌や猫砂などの重い物を買いだめしたりと準備でバタバタ。エレベーターが使えない6週間の間は、階段を降りて昇ってまた降りてという毎日でした。出かける時は忘れない物がないように何度も確認するのですが、それでも忘れ物をすることが数回あり、その度に降りて昇ってまた降りていました。
そして、とうとう10月7日がやってきたのです。期待に胸を膨らませて、新しいエレベーターに乗ろうとエレベーターホールに行くと、まだ「工事中」のステッカーが貼ってありました。まあ、ハワイだし1日くらいの遅れはあるかなと思って、その日は階段を降りて昇ってまた降りて。
10月8日にコンドミニアムの管理マネージャーからのお知らせがありました。内容は「工事は予定通り10月6日に終了しましたが、州の検査員から不具合を指摘されました。不具合は直ちに修正されましたが、最終検査のための検査員の来訪がいつになるのか未定です。詳しいことがわかればまたお知らせします」とのこと。私は思わず「え〜〜〜! あり得ない」と声が出てしました。
次の日に管理組合の会長と会った時に、「お知らせ見た? いや、もう州のことなんでいつになるんだか」とヘラヘラと笑いながら言う会長に、私は思わず「それって、笑い事じゃないですよね!」って語気強く言ってしまいました。
業者は期限内に工事を終わらせたのに、州の検査員が最終検査にこない。よって、全ては州の責任だと会長は思っているようです。確かにハワイの州政府や市は、なかなか動いてくれないのが常です。
が、今回は検査に一回で合格すると過信した業者の問題もあると思います。10月6日という期限は、工事を終える日ではなく、検査に合格してすぐに使えるエレベーターをクライアント(ここではコンドミニアムの住人)に納品する日のはずです。納品が遅れるなら、日割りで罰金を払ってもらいたいくらいです。そのことを会長に言いましたが、私の言っていることは彼の理解を超えているようでした。
業者は州の責任と言い、州は忙しくて検査員を派遣できないと言います。業者を雇い、州にもきちんと税金を払っているというのに、結局不便を強いられているのはコンドミニアムの住人です。
コンドミニアムの住人はみんな「責任者出てこい!」と言いたいのを我慢しているんだと思います。張り出されていた管理マネージャーからのお知らせが、今朝は剥がされて床に捨てられていました。もしかしたら風の仕業かもしれませんが。。。

と言うわけで、あと4週間ほどはエレベーターがない生活が続きます。責任者出てこい!